「恥じらいをもつこと」はあなたの女性らしさをグッと引き上げてくれます。
恥じらうという行為自体が女性という性を感じさせてくれることに加え、恥じらいによって隠された部分に女性らしい色香を感じるのです。
男性との恋愛関係においてだけではなく、同性での友人関係や近しい家族との関係においても、とても大切な心の持ち方です。
それでは、恥じらいの心とはどのようなものでしょうか。
何でもかんでも恥ずかしがることとは、少し違いそうです。
「恥ずかしい」と「恥じらい」という言葉は、言葉そのものの意味としてはとても似通っているものです。
「恥ずかしい」という言葉は性別に関係なく、幅広く使われていますね。
恥ずかしいの意味はデジタル大辞泉での解説が分かりやすかったため、引用させていただきますと
・自分の欠点・過失などを自覚して体裁悪く感じるさま。面目ない。
・人目につきたくない思いである。気詰まりである。てれくさい。
・相手がすぐれていて気おくれするさま。
後ろめたさや、自分へのダメ出しなど、少し後ろ向きな感情が含まれる使われかたをします。
それに対して、「恥じらい」は、実際の会話や文章では主に女性に対して使われる言葉です。
奥ゆかしさであったり、上品さのある照れであったり、女性に対しての前向きなニュアンスを含んで使われています。
恥ずかしさという言葉の中の、女性ならではの美しい部分を切り取った言葉ともいえそうですね。
恥じらいのある女性になるために気をつける点は、たった2つです。
【1】思っていることや生活のすべてを見せないこと
【2】女性としてのマナーを考えること
これだけです。
【1】思っていることや生活のすべてを見せないこと
女性同士でも、恋人とでも、仲良くなればなるほどたくさんの情報を共有したくなるものです。
そこを少しでも控える心がけは、あなたを奥ゆかしく、また女性らしく見せてくれます。
趣味のお話や恋愛のお話、過去のお話など、あけすけに1から10までお話しをするより、1、2ほどちらりと見せる程度にとどめることが大切です。
会話以外の行動も同じです。たとえ同居している方がいらっしゃる場合でも、着替えやお化粧など、すべてを見せないことが肝心です。
もちろん、全てを我慢して隠すのではありません。
1から10まですべてを話したり、見せたいこともあるでしょう。その他を加減してちょっぴり出せばよいだけです。
10見えていることもあるのに、1しか見えていないものがあることに相手が気づいたとき、あなたの女性らしい魅力は大幅に上がるのです。
【2】女性としてのマナーを考えること
何をマナーとしてとらえるかについては、いままでの経験や考え方に大きく左右される部分です。
例えば代表的なものに
・公衆の面前でお化粧をしないこと
・地面にすわりこまないこと
・脚を閉じて座ること
・大口を開けないこと
・悪口を言わないこと
このような例があります。
ただし、何をマナーとし、何を守るかは自分自身で考える必要があります。
マナーは押し付けられて行うものではなく、自らがマナーを守る女性でありたいと願い行うものだからです。
基本的には、品のある女性を演出するには何をすればよいかを考えることが、マナーにもつながります。
女性のマナーには、すべてを見せず、上手に隠すという趣旨のものが多いです。
ここに女性らしい恥じらいの姿が垣間見えるのです。
恥じらいの魅力は、隠された中でちらりと見える部分に生まれるものです。
そしてその奥に、私は女性らしくありたいという、艶やかな想いまでも感じさせてくれるのです。
今日から「恥じらいのある女性」になってみませんか^^