お世話になった方や、身内、恋人、友人、知人に向けて
手書きのお手紙やメッセージを書くことはございますか。
手書きのお手紙やメッセージカードを送ることは、際立った女性らしさを放ちます。
形式、マナーなど、お手紙には細かいルールがありますが
こだわりすぎて一通も書くことがないのでは勿体ないものです。
字が崩れていても、少しお作法を間違えていても、手書きに込められた思いの大きさは相手の心を動かします。
手紙には、便箋を準備し、宛名や文章を手で書き、自分の手で送るという手間がかかっています。
その手間と、手書きのあたたかさに、人の心を動かすものがあるのです。
まずは、小さなメッセージカードはいかがでしょうか。
書く範囲が小さいので、『おめでとうございます』『ありがとうございます』だけでも、さまになります。
・友人や恋人、身内のお誕生日にプレゼントとともにメッセージカードを渡す
・借りたものを返す時に、一緒にメッセージカードをつける
このような小さなメッセージから始めてみましょう。
メッセージカードは文具売り場に、可愛らしいもの、綺麗なもの、シンプルなもの、たくさんの種類が売られています。
100円ショップにも、素敵な色合いや形のメッセージカードがありますね。
慣れてまいりましたら
感謝やお礼を伝えるときに、お手紙を書いてみましょう。
謝罪のときにも、一呼吸おいて思いを伝えるお手紙は有効です。
ここで、私の、お手紙にまつわるお話を二ついたしますね。
【1】・お礼のお手紙
ずっと、お礼のお手紙を書きたいと思う相手がいたのですが、
立場のあるかたでしたし、きちんと書かなければいけないと思い先延ばしにしてしまっていたのでした。
ある日、お手紙を書くのにちょうど良いタイミングが来たのです。
具体的には、その当人にお会いしたのです。
その時は感謝の言葉を伝えたのですが、これでは足りないと思い、早速お手紙を書くことにしました。
お手紙のお作法が行き届いては居なかったと思いますが、
口でお礼を伝えるよりもたくさんの思いを伝えることができたと思います。
そして、何より、自分の心がとても晴れやかになったのです。
文字で自分の気持ちを書き起こすこと、それによって気持ちが整理されたのでしょう。
【2】・謝罪のお手紙
私が全く気付いていないところで、相手にご迷惑をおかけしてしまったことがございました。
それを知ったときは恥ずかしさや申し訳なさなど、あらゆる思いが交錯しました。
面と向かって謝罪もし終わっていたのですが、相手にお手紙を書くことを思い立ちました。
してしまったことへの謝罪と、これからどうしていくか、
できる限りの思いを込めてお手紙を書きました。
相手のかたとは、今もなお交流があり、以前よりも心の距離が近づいたと感じます。
起きてしまったことはなくならないのですが、真摯に向かい合うことで、伝わるものがあったようです。
今は、メールやメッセージアプリが全盛の時代ですが、
そんな時だからこそ、手書きの文字が伝えるものの大きさは計り知れません。
お手紙やメッセージカードを書くことを習慣づけておくことは、将来のあなたに大きなメリットをもたらします。
小さなメッセージカードから、始めてみませんか。