こんにちは^^
レナリスです。
あなたは遠慮しがちですか?
「大変そうですね、手伝いましょうか?」
「すっかり暗くなっちゃったね、近くの駅まで送っていくよ」
「行きたいお店はある?あったら教えてね。」
こんなとき、本当はとても嬉しく思っているのに「いえ・・!大丈夫です!!」とお返事をすることはありませんか。
相手に遠慮をしすぎてしまい、本当の気持ちが伝えられないのはもったいないことです。
相手の差し出してくれた気持ちを素直に受け入れ、自分の思いを伝えるようにすると、心がどんどん軽くなっていきます。
なぜ過剰に遠慮してしまうのか
今回のケースでの遠慮とはどんな気持ちでしょうか。
「大変そうですね、手伝いましょうか?」→「そうは言っても、実際に頼ったら迷惑なのでは・・」
「すっかり暗くなっちゃったね、近くの駅まで送っていくよ」→「送ってもらうのは負担になるから、一人でいいや」
「行きたいお店はある?あったら教えてね。」→「あるけど、あえて言って場の空気を悪くしたくないなぁ」
こんな感じではないでしょうか。
自分の主張を通すよりも、相手に負担をかけたくないという思いを優先させるということです。
その奥底には、いい人に見られたい、わがままな人と思われたくない、という気持ちがあります。
いい人に見られたい願望
相手を思いやって遠慮できるということはとても素晴らしい能力ですから、それを否定するものではありません。
しかし、せっかく相手が手を差し伸べてくれているのに、それを何でもかんでも遠慮してしまうのは「いい人に見られたい願望」が大きくなっている可能性があります。
それでうまくいっているうちは問題ありません。
遠慮しすぎる日々を重ねるうちに人付き合いが面倒になってしまったり、人間関係がうまくいかないように感じるようになったとしたら、心を見つめてみる良いチャンスだということです。
相手に迷惑をかけてこそ関係が深まる
深い人間関係において、相手に迷惑をかけることはごく普通のことです。
全く迷惑をかけない素敵な自分を演じているうちは、心から信頼しあえる人間関係を築けないのです。
相手があなたを助けようとしてなんらかの労力を使うことは、さらに関係が深まるための一つのきっかけです。
相手は、いい人のあなたを見たいのではなくて、素直なあなたを見たいのです。
そこであなたが相手に素直な自分を見せることで、相手もあなたに心を開いていきます。
とくに、今回のケースは相手からあなたを助けるために声を掛けてくれているのです。
助けてほしかったり、自分の主張があるのでしたら伝えるチャンスです。
相手の意向とは違うときもあるかもしれませんね。しかし、実は相手はそれを期待しているのです。
その時こそあなたの素直な心が見える時であり、心がぐっと近づきます。
私も長い間「いい人やすごい人に見られたい願望」に縛られて生きてきました。
本当の自分はわがままでたくさんの主張があるにもかかわらず、それをほとんど外に出すことなく生きてきました。
あたりさわりのない人間関係を作るのはとても得意でしたし、それでいいと思っていました。
一方で、心のどこかで、そんな自分に疲れを感じていたのです。
いい人やすごい人って思われようとカッコつけるのをやめよう!と思ったときから、だんだんと本当の自分を出せるようになってきました。
そんな中で、私に関わる他人は素の私を見たいと思っている、ということにも気づきました。
素直に助けを求めたり、嫌な時は嫌と言う、そんな私を。
何より、いい人をやめると一気に自分の心が軽くなります。
今では他人の差し出してくれた助け舟は、必要な時はすべて受け取っています。
そうすると感謝の機会も増えますよね。すると相手も嬉しい。
自分は助かる、相手も嬉しい・・確かに相手の貴重な労力を使ってもらったわけですが、何も悪い事なんて起きないんですね。
まだ今でもいい人を演じてしまうこともありますが、頻度が減ったためか自分の心が苦しくならないので、今のところはそれでよしとしています。
さて、遠慮しすぎをやめて、相手の厚意をしっかりと受け取ること・・これは恋愛でも大きく役に立つ考え方なのです。
また改めて記事にしますね^^